間取りは後々まで考えて

一戸建ての家を購入しようと決めたのは、2人目の子供が生まれてすぐの時でした。たまたま、よく行く公園の隣にあった竹林の場所が更地になり、売りに出されました。親近感もあり、それまでのアパートの家賃ももったいないと思いすぐに決めました。

建て売りではなく、そこそこ自由に家の中の間取りも外壁等も決められる注文住宅のような物件でした。自分達で色々決めるのもワクワクして外壁などは遠くに色々な家を観に行ったりして参考にしました。

そしてやはり参考になったのが、当時よくお邪魔していたママ友達の家です。だいたい子供が小学校に上がる前に家を建てる人が多く、友人達が続々と家を建てていました。多くの家が一階は広く、仕切りなしでキッチンとリビングがある家が多かったのです。一階に仕切って和室とリビングを二部屋にしてしまうと、どうしても狭く、また日当たりの問題もあったため、うちも一階を仕切りなしで一部屋にしてしまったのです。当時子供も小さくて、二階に三部屋あったので、一室を子供と私が寝室に使い、もう一室を主人が使い一室余るような形でした。

それは子供が小さいうちは良かったのです。子供が中学生にもなると当然別々の部屋で寝ます。そうなると私の寝る部屋が無くなりました。そこで仕方なく一階の広いリビングで寝ることにしたのですが、なぜ、建てる時に一階にもう一部屋作らなかったのか悔やみました。家を建てる時は先々まで考えて建てましょう、そう断言できます。