ヨーロピアン住宅と一口に言いましても、北欧と南仏では住宅の間取りも違いますよ。デザインも結構ガラリと違いますからね。またイギリス風の住宅も違いますし。ただ、共通しているかなーと思う点として、ヨーロピアン住宅って部屋がこまごまと分かれていることが多い印象です。
私は各自の部屋はもちろん細々と分かれていてもいいと思うのですが、家族共有の部屋であるキッチンとダイニングとリビングはなんだったらワンフロアーにすべて配置されているぐらいがいいと思っていたのですよね。けれども、ヨーロピアン住宅の輸入住宅ハウスメーカーで家を建てる場合は、一室空間を希望すると間取りを変えることになるということで、少々揉めたりもしましたね。
ヨーロピアン住宅のなかには、すでにキッチンが独立されている設計になっているものが多く、私は対面式のキッチンを希望したので「そうなりますと、設計を変えなくてはならないですねー」と、渋い回答でした。
ですからもしも自分たちの希望も反映させたヨーロピアン住宅を建てたいという人は、セミオーダーといったように施主に合わせて間取りの変更が可能なところを選ぶのがいいでしょうね。既存のヨーロピアン住宅ですと、それぞれの空間が細かく分けられている場合が多いですから。